1987年の設立以来、TSMCは、コアビジネスであるICファウンドリーサービスにおいて最高の成果を上げることに努めるだけでなく、従業員、株主/投資家、顧客、サプライヤー/請負業者、政府/業界団体、および社会を含むすべてのステークホルダーと積極的に良好な関係を構築し、安全衛生方針およびリスクに対する認識、責任、取り組みを強化することで、持続可能な未来を共に追求し、企業市民としての責任を果たす。

ビジョン

ゼロ災害の追求、および安全かつ健康的な職場環境の形成を促進し、安全衛生管理で世界トップクラスの企業を目指す。

ミッション
  • 人を中心とした安全文化を深く根付かせ、本質的に安全な労働環境を形成する。
  • 労働者の心身の健康を促進し、ワークライフバランスを実現する。
  • 職場の安全衛生リスクを低減するために、ステークホルダーとコミュニケーションをとり、連携する。
行動指針
  • 国内外の安全衛生に関連する法令や基準を遵守する。または、それを上回る基準を設定し遵守する。
  • 世界的な安全衛生問題に焦点を当て、リスクと機会の評価、および従業員または代表者との協議を通じて、良好な職場環境を形成する。
  • 本質的な安全設計の強化、安全衛生管理の徹底、および労働災害防止対策を実施することにより、労働者の安全と健康を促進する。
  • 労働者のケアおよび支援、健康リスク管理、職業病予防、健康増進などの措置を通じて、総合的な健康管理を促進し、心身の健康に配慮した職場環境を形成する。
  • サプライチェーンにおける安全衛生のパフォーマンスを向上させるために、顧客、サプライヤー/請負業者と積極的にコミュニケーションをとり、連携する。
  • 全従業員、子会社、関連会社、サプライヤー/請負業者に対し、安全衛生に関する教育訓練を実施し、バリューチェーン・パートナーの安全衛生に対する意識と責任感を向上させる。
  • 安全衛生に関する知識や経験を社外と共有し、ビジネスパートナー、産官学、および社会全体との連携を通じて、安全で健康的な職場環境を形成する。

この方針は、チェアマンによって署名される。取締役会は、最高レベルの企業統治組織として、安全衛生に関する目標達成およびパフォーマンス向上の実施を指導・監督し、Corporate-ESHは、この方針の全体的な推進に責任を負う。この方針は、TSMCおよびその子会社、関連会社、事業拠点、サプライヤー/請負業者、およびバリューチェーンのビジネスパートナーなどによる研究開発、製造、製品・サービス、輸送・物流、廃棄物管理、合併または買収前のデューデリジェンスなどの業務に適用される。

 

Chairman
 
C.C. Wei
Chairman and CEO
June, 2024